構造材
要チェックポイント
同じ材木でも乾燥方法や使い方によって縮まる家の寿命!!
近年の家の木材は、乾燥機により強制的に乾燥させたものが多く使用されています。乾燥さえしていれば木はどれも同じだと思っていませんか。
乾燥という工程を一つとっても高温乾燥と、自然乾燥では木材の仕上がりが全く異なります。強制的に乾燥させる方法だと高温乾燥時に木の中の油分が失われ、木の細胞組織が破壊されるために粘りがなくなり木の持つ“しなやかさ”が失われます。
木は切った時よりも切ってから段々と強くなっていきます。
例えば、樹齢100年の木を切って柱か梁かなにかで使用したとしましょう。その木は、切ってから樹齢の年数、いわゆる100年経ったときが⼀番強く良い状態になります。
そんな木の特性と特徴をしっかり把握し管理してあげるからこそ長持ちする家をつくれるのです。
構造計算では表すことができませんが、特に耐久性や耐震性に関しては、低温や常温で時間を掛けて乾燥させた自然乾燥の木材を用いることでしなやかな粘りのある地震に強い家をつくることができます。
-
木暮プラン
手刻みによる「伝統工法+木組み」
-
木心プラン
手刻みによる「木組み+在来軸組工法」
-
木楽プラン
手刻みによる「木組み+在来軸組工法」