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パッシブ設計って何?

2026年06月10日

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こんにちは、能見工務店の能見です。

能見工務店は京都の長岡京市で木と自然素材を

ふんだんに使い高気密高断熱の高性能な家を

建てています。よろしくお願いします。





 
情報が溢れる中、発信されている情報は配信者の

思惑が入って発信されています。ちなみにこの

ブログは自然素材と高性能住宅を大切にしている

能見の視点で、家づくりに役立つ情報をお届け

しています。このブログも例外ではありませんが

そういう見方もあるんだな、と参考にして下さい。





 
今日は、

【パッシブ設計って何?】

について書きたいと思います。





 
最近は高気密高断熱住宅という言葉もかなり

浸透してきたように思います。その中で、

「パッシブ設計ってよく聞くけど何ですか?」

という質問を受けることがあります。私自身

このパッシブ設計という考え方が好きで、今でも

勉強を続けています。実は高性能住宅を

本当に快適にするためには、断熱性能や気密性能

だけでなく、このパッシブ設計という考え方が

とても重要なんです。





 
●パッシブ設計とは

パッシブとは「機械に頼りすぎない」という

意味です。つまりパッシブ設計とは、

・太陽の光
・太陽の熱
・風
・周辺環境

などの自然の力を上手く利用して快適に暮らそう

という設計手法です。例えば、

冬は太陽の熱を取り込んで暖かくする。

夏は太陽の熱を遮って涼しくする。

風が通るように窓を配置する。

という考え方です。





 
●高気密高断熱だけでは快適にならない

どれだけ断熱性能が高くても、

・西日が大量に入る
・夏の日差しを遮れない
・窓の位置が悪い

という家は夏暑くなります。

逆に断熱性能が同じでも、

・軒や庇を出す
・窓の配置を考える
・日射取得を考える

だけで快適性は大きく変わります。だからといって

パッシブ設計だけで快適な家になるわけでもあり

ません。つまり、「性能」+「設計」

この両方が揃って初めて快適な家になるんです。





 
●冬の日射取得

パッシブ設計で特に重要なのが冬の日射取得。

冬は太陽の高さが低くなります。そのため南側の

窓から太陽の光を室内に取り込むことができます。

この太陽の熱は無料です。上手く利用できれば

暖房費を減らすこともできます。そのため、

・南側の窓の大きさ
・軒の長さ
・隣の建物との関係

などを考えながら設計することが重要になります。





 
●夏の日射遮蔽

一方で夏は太陽の高さが高くなります。そのため

軒や庇がしっかり出ていると直射日光を防ぐことが

できます。前回のブログでも書きましたが、

・軒
・庇
・外付けブラインド
・シェード

などを利用して窓の外で熱を遮ることが大切です。

実は高性能住宅ほど日射遮蔽が重要になります。

一度、家の中に熱を入れてしまうと熱が逃げなく

なるので家の中に熱を入れない工夫が重要です。





 
●日本古来から伝わる素晴らしい知恵

実はパッシブ設計の考え方は、昔から日本の

家づくりに取り入れられていました。例えば、

南側に軒を1mほど出すことで、太陽の高さが

高い夏の日差しは遮り、太陽の高さが低い冬の

日差しは室内に取り込むことができる。また、

南側や南西側に落葉樹を植える方法もあります。

夏は葉が茂って日差しを遮り、冬は葉が落ちる

ことで暖かい日差しを家の中に取り込むことが

できます。さらに、建物の配置によって風を上手く

取り込む工夫もあります。夏に吹く南風を室内へ

取り込みやすくしたり、冬の冷たい北風を建物や

植栽で和らげたりすることで、より快適な住環境を

つくっていたんです。自然の力を利用して

快適に暮らす知恵を持っていた昔の人たちには

本当に感服します。





 
【結論】パッシブ設計とは、自然の力を上手く

利用して快適に暮らすための設計手法です。

ただし、パッシブ設計だけでも、高気密高断熱

だけでも快適な家にはなりません。

・断熱性能
・気密性能
・日射取得
・日射遮蔽
・風の利用

これらを総合的に考えることが大切です。

家は性能だけでもデザインだけでもダメ。

性能と設計、その両方が揃って初めて、

夏も冬も快適で省エネな家になるのです。





 
しっかり家を建てて貰う建築会社さんに

アドバイスをもらいながら進めて

納得した家づくりを実現して下さい。

この情報が皆様の役に立てば幸いです。




 
次回は

【断熱材の選び方】

について書きたいと思います。



 
長い文章を最後まで読んで頂きありがとう

ございました。YouTubeでも様々な情報を

配信していますのでそちらもご覧ください。


 
木組みで建てる極み断熱の家
株式会社能見工務店
    能見太郎

能見工務店自己紹介!

私たちの家づくりを支える「人」と「想い」をご紹介します。

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