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太陽光パネルは付ける?付けない?
2026年07月22日
こんにちは、能見工務店の能見です。
能見工務店は京都の長岡京市で木と自然素材を
ふんだんに使い高気密高断熱の高性能な家を
建てています。よろしくお願いします。
情報が溢れる中、発信されている情報は配信者の
思惑が入って発信されています。ちなみにこの
ブログは自然素材と高性能住宅を大切にしている
能見の視点で、家づくりに役立つ情報をお届け
しています。このブログも例外ではありませんが
そういう見方もあるんだな、と参考にして下さい。
今日は、
【太陽光パネルは付ける?付けない?】
について書きたいと思います。
ここ数年、電気代の高騰や補助金の影響もあり、
「太陽光パネルは付けた方がいいですか?」
という質問を本当によく受けます。
SNSでは
「絶対付けるべき」「元は取れない」
など様々な意見がありますが、私は最近
付けた方がいい派になってきました。
理由は二つあります。一つは、今後の電気代は
下がる可能性が低く、将来的には1.5倍、2倍に
なる恐れがあること。もう一つは、太陽光パネル
自体の価格が以前より大きく下がったことです。
今回は、私が考える太陽光パネルを付けるか
どうか判断するときに考えているポイントを
書いていきます。最後に、太陽光パネルで発電した
電気の上手な使い方も是非参考にしてください。
●まずは家の性能が最優先
私は、太陽光パネルより先に考えるべきことが
あると思っています。それは家そのものの性能です。
断熱性能や気密性能が低い家では、せっかく発電
しても冷暖房に多くの電気を使ってしまいます。
だから最低でも断熱等級6、UA値0.46以下、
C値0.3以下を目指しましょう。そのうえで
空調計画をしっかり行い、エアコン2台程度で
家全体を冷暖房できるように計画しましょう。
これをすることで発電した電気を上手に
使うことができます。
●電気代は今後も上がる可能性大
ここ数年で電気料金は大きく上がりました。
燃料価格や再生可能エネルギー賦課金など、
様々な要因がありますが、私は今後も大きく
下がる可能性はないと思います。
理由は、中東情勢などによる燃料価格の影響だけ
ではなく、需要と供給関係で人口が増えることで
電力需要も増えていくからです。世界人口は、
2010年は70億人だったのに対し2022年には
80億人。直近約10年で10億人増えて、
2058年には100億人になるといわれています。
だからこそ、自宅で電気をつくって使えるという
のはとても大きなメリットになります。
●発電した電気の上手な使い方
昔は売電価格が高かったので、「太陽光パネルで
発電した電気を売って元を取る」という考え方が
主流でしたが、最近は状況が大きく変わっています。
2025年10月以降の売電価格は、10kW未満の住宅
用太陽光の場合、設置から4年間は24円/kWh、
その後5~10年目は8.3円/kWhなんですが、
購入する電気料金は約33円/kWhなんです。
なんと売る電気より、買う電気の方が高いんです。
だから私は、できるだけ昼間に発電した電気を
自宅で消費することをおすすめしています。
例えば、
多くのご家庭では昼間は仕事や学校で留守にして
いるため、発電した電気をほとんど使わず、
そのまま売電してしまいます。そこでおすすめなのが、
昼間にエアコンを運転しておくことです。太陽光で
発電した電気を使って昼間のうちに家全体を
冷やしたり暖めたりしておき、日が沈む頃に
エアコンが切れるようタイマーを設定しておけば、
帰ってきた時には家の中が快適な温度になって
います。そして、高気密・高断熱住宅なら、
その快適な室温を長時間保つことができ、朝まで
エアコンを付けなくても快適に過ごせるという
流れになります。つまり、昼間に発電した電気を
無駄なく使い、夜に高い電気を買う量を減らせる
というわけ。これからの太陽光は、
「売って儲ける設備」ではなく、
「買う電気を減らす設備」
として考えることが大切だと思います。
【結論】私は付ける派です。太陽光パネルは
施工費を入れても20万円/KWほどで設置できる
ようになり、以前より導入しやすくなりました。
これからは「売電で元を取る」のではなく、
「昼間に発電した電気をできるだけ自宅で使い、
電気を買わない暮らし」を目指すことが大切。
そして、何よりもその効果を最大限発揮させる
ためには、高気密高断熱の家づくりが欠かせません。
性能の良い家と太陽光パネルは、とても相性の
良い組み合わせなんですよね。太陽光パネルは
発電量を増やすことも大切ですが、それ以上に
『発電した電気をどう使うか』が重要なんです。
しっかり家を建てて貰う建築会社さんに
アドバイスをもらいながら進めて
納得した家づくりを実現して下さい。
この情報が皆様の役に立てば幸いです。
次回は
【UA値とC値以外で性能を上げる方法】
について書きたいと思います。
長い文章を最後まで読んで頂きありがとう
ございました。YouTubeでも様々な情報を
配信していますのでそちらもご覧ください。
木組みで建てる極み断熱の家
株式会社能見工務店
能見太郎
能見工務店の自己紹介!
私たちの家づくりを支える「人」と「想い」をご紹介します。



