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夏を涼しくする窓選び
2026年06月03日
こんにちは、能見工務店の能見です。
能見工務店は京都の長岡京市で木と自然素材を
ふんだんに使い高気密高断熱の高性能な家を
建てています。よろしくお願いします。
情報が溢れる中、発信されている情報は配信者の
思惑が入って発信されています。ちなみにこの
ブログは自然素材と高性能住宅を大切にしている
能見の視点で、家づくりに役立つ情報をお届け
しています。このブログも例外ではありませんが
そういう見方もあるんだな、と参考にして下さい。
今日は、
【夏を涼しくする窓選び】
について書きたいと思います。
最近は暑い日が増えてきましたね。
お客様からも
「高気密高断熱の家は夏も涼しいんですか?」
という質問をよく頂きます。
もちろん断熱性能は大切なんですが、実は夏の
暑さ対策で大きな影響を与えるのが窓なんです。
弊社のモデルルームで夏の涼しさを体感できます
のでいつでもおっしゃってください。
●夏の暑さの原因は窓から入ってくる
断熱と気密に目が行きがちなんですが、
実は開口部からの熱の出入りが一番大きくなり
ます。夏は約73%の熱が窓などの開口部から入り
冬は約58%の熱が窓から逃げると言われています。
壁や屋根も熱くなりますが、太陽の日差しが
直接入る窓の影響は非常に大きいと言うこと
なんです。つまり、夏を涼しくしたいなら
「断熱性能を上げる」だけでなく
「日射を入れない」という考え方が重要に
なってきます。
●窓の性能を方角によって変える重要性
・樹脂複合サッシ
・オール樹脂サッシ
・Low-Eペアガラス
・トリプルガラス
など性能の高い窓が増えました。最近は、
・冬の日射取得を重視して、南側のみペアガラス
その他をトリプルガラスにする考え方
・夏の日射遮蔽を重視して、全てトリプル
ガラスにする考え方
の大きく二つの考え方があります。
また、Low-Eという特殊な金属膜をペアガラスや
トリプルガラスの外部側(遮熱ガラス)に張る
選択肢と室内側(断熱ガラス)に張る選択肢が
あります。遮熱タイプは、外から入ってくる熱を
反射してくれ、断熱タイプは室内の熱が外に出て
いくのを反射してくれます。
なので、基本的に弊社では、
冬の日射取得を考えて南面のみ断熱タイプ、
その他は遮熱タイプを採用しています。
どれだけ性能の良い窓でも、直射日光が当たり
続ければ熱は室内に入ってくるので方角によって
性能を変えることが重要になってくるのです。
実はそれ以外にも実際にはガラス性能以上に
・窓の向き
・窓の大きさ
・軒や庇
も重要になってきます。南側に軒が出せる場合は
南側の窓にLow-Eの金属膜を張らずに
クリアガラスで行くことも多いです。
部屋への明かりを取るのは北か東か南の窓。
西に窓は設けない方がいいです。
もし、西側に設ける場合、空気を入れるだけの
小さい窓にするか西日が入りにくい地窓にする
などの工夫が必要になってくると思います。
●一番効果があるのは窓の外で遮蔽
実は日射対策で最も効果が高いのは
「室内で遮ること」ではなく
「外で遮ること」です。
カーテンやブラインドでは、熱が室内に入って
しまいます。入る前に遮るのが鉄則です。
・軒
・庇
・すだれ
・外付けブラインド、シェード
・落葉樹を植える
などは熱そのものを室内に入れにくくできます。
特に外付けブラインドやシェードは効果が高く
真夏の室温上昇をかなり抑えることができます。
面白いものでいえば落葉樹。冬は葉っぱが
落ちて家の中に日が入るようになるというもの。
昔の人の知恵はすごいですね。
ちなみに、どれだけ性能の良い窓を使っても、
設計段階で日射取得と日射遮蔽を考えていなければ
快適な家にはなりません。
【結論】夏を涼しくするために特に大切なのは
・窓の断熱性能
・窓の向き
・窓の大きさ
・軒や庇による窓の外での日射遮蔽
です。高性能な窓を付けることも大切ですが
高気密高断熱の家でも、窓の計画や日射遮蔽の
考え方を間違えると、夏に暑い家になってしまい
ます。逆に言えば、窓を上手に計画できれば、
エアコンの効きも良くなり快適な家になります。
しっかり家を建てて貰う建築会社さんに
アドバイスをもらいながら進めて
納得した家づくりを実現して下さい。
この情報が皆様の役に立てば幸いです。
次回は
【パッシブ設計って何?】
について書きたいと思います。
長い文章を最後まで読んで頂きありがとう
ございました。YouTubeでも様々な情報を
配信していますのでそちらもご覧ください。
木組みで建てる極み断熱の家
株式会社能見工務店
能見太郎
能見工務店の自己紹介!
私たちの家づくりを支える「人」と「想い」をご紹介します。



