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これから家づくりを始める人へ
2025年02月19日
こんにちは、能見工務店の能見です。
能見工務店は京都の長岡京市で木と自然素材を
ふんだんに使い高気密高断熱で高性能な家を
建てています。よろしくお願いします。
情報が溢れる中、発信されている情報は配信者の
思惑が入って発信されています。ちなみにこの
ブログは、自然素材と高性能住宅推しの能見が
書いています。そんな見方で読んでください。
色んな情報がYouTubeやSNSで飛び交って
います。先日頂いた質問から今日はこの3つ
「土地を探しているのですが、、、」
「子供の学区内で土地を探していて、、、」
「ローンは今払っている家賃内で考えてて、、、」
について【これから家づくりを始める人へ】
向けて書きたいと思います。
まず何度もブログでも書いていますが、土地から
探すのはダメです。例えば、夕食に鍋をするのに
一万円を持って買い物に行って食材を買う前に
八千円する鍋を買うとどうなるでしょうか。
予算内で自分たちが食べたい鍋をしようと思うと
先に何鍋をするかを決めて食材にいくら使うのか
飲物にいくら使うかを計画する必要があります。
そして、鍋を買って予算に余裕ができたりもう
少し出せそうな場合は、お肉を鳥肉から牛肉に
変えたりと検討しけるのではないでしょうか。
土地を先に買うと同じことが起こり、土地を
買った残りの金額で家を建てることになります。
そうすると予算がなくて理想の家が建てられなく
なってしまうのです。家の性能や仕様に特に
こだわりたい場合は、順番に要注意です。まずは
予算組みをする為に資金計画から始めましょう。
また転校をすると仲良しの友達と離れ離れになり
かわいそうなので、お子様の学区内で土地を探し
たい気持ちはわかります。なので出来れば
お子様が小学校に行くまでに家づくりを始める
ことをおススメします。ただ、そうタイミングは
うまくいかないですよね。ただ少し冷静に考えると
その場所（学区）でなければならないのは何年間
でしょうか。お子様の成長とともに住むところの
意味や必要性が徐々に変わってくるものです。
小学校や中学校だけのためにその場所でいいかも
考える必要があると思います。予算内で早く見つ
かればいいのですが、その場で探すために10年も
探すとなれば子どもと住むためのマイホームが
意味もなくなります。また無駄に家賃を支払うと
いうことにもなりますよね。土地を探すために
時間をかけすぎないようにしましょう。
最後に、現在支払っている家賃くらいで住宅
ローンを組みたいとおっしゃる方が結構の割合で
いらっしゃいます。いつも質問するんですが、
現在支払っている家賃のマンションやハイツは
どのくらいの広さでどの様な環境でしょうか？
たいてい70～85㎡くらいの規模ではないで
しょうか？また、お子様が走りったり大きな声を
出すと隣や上下の住民に気を使わなければ
ならない環境ではないでしょうか？新築は家の
広さが約25坪~30坪となるので平米でいうと
83～100㎡になります。広さはマンション時より
広くなり、お子様が走り回っても特に気を使う
環境ではなくなります。そんな環境が今までと
同じ家賃程度の住宅ローンで手に入るかというと
少し難しいように思います。支払い総額は増え
ますが、月々の支払額を落としたい場合は支払
期間を延ばして調整しましょう。
いつも新築をご検討中のお客様に聞きます。家を
建てる目的は何でしょうか。そう「家族みんなで
今より幸せに暮らすため」これしかないと
思います。是非、これから家づくりを始める方は
自分たちの家づくりや選択肢がこの目的に沿って
いるかを再確認しながら家づくりを進めて下さい。
【結論】何から始めたらいいかわからない方は
まず資金計画から始めて下さい。その中で、
土地や家にいくらの費用を掛けられるのか。
どのくらいの住宅ローンの返済をしていけるのか
を考えて下さい。総予算が決まったら先に建築
会社を決めて、それから建築会社にその土地で
理想の家が建つかを見て貰いながら不動産屋さん
に予算内に収まる土地を探して貰いましょう。
しっかり家を建てて貰う建築会社さんに
アドバイスをもらいながら進めて
納得した家づくりを実現して下さい。
この情報が皆様の役に立てば幸いです。
次回は
【家にかかる費用】
について書きたいと思います。
長い文章を最後まで読んで頂きありがとう
ございました。YouTubeでも様々な情報を
配信もしていますのでそちらもご覧ください。
手刻みで建てる木組みの家
株式会社能見工務店
能見太郎