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家にかかる費用

2025年02月26日

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こんにちは、能見工務店の能見です。

能見工務店は京都の長岡京市で木と自然素材を

ふんだんに使い高気密高断熱で高性能な家を

建てています。よろしくお願いします。





 
情報が溢れる中、発信されている情報は配信者の

思惑が入って発信されています。ちなみにこの

ブログは、自然素材と高性能住宅推しの能見が

書いています。そんな見方で読んでください。





 
家を建てたいけどどのくらいの費用がかかるのか

わからないと思っている方は多いのではないで

しょうか。事前にしっかり費用を把握しておかな

いと予算オーバーしてしまう可能性があります。





 
そこで今日は、

【家にかかる費用】

について書きたいと思います。





 
●家づくりにかかる7つの費用

家を建てる際に必要な費用は、

大きく以下の7つに分けられます。

①土地関係費用

②家の本体価格

③付帯工事費用

④オプション工事費用⑤

その他諸費用(家具家電・処分費用・引越し代)

⑥税金・登記費用

⑦借入時諸費用

の大きく以下の7つに分けられます。





 
①土地関係費用

土地本体価格に加え以下のような費用必要。

・仲介手数料

・地盤調査や地盤改良

・古家解体費用(中古物件購入時)

・水道の引き込み費用や口径変更

※土地によっては、安く買ったはずなのに逆に

高くついてしまうケースがあるので要注意です。





 
②家の本体価格

建築会社が提示する坪単価。これが家の

本体価格と言われます。但し、

・業者によって坪単価の計算基準が異なる

・安く見せて、③の付帯工事や④のオプションで

価格を上乗せするケースがある

※坪単価の安く見せる価格を入口価格、最終的に

かかる金額を出口価格と言います。建築会社を

比較する時は、全部でいくらかかるかを出して

貰うことが大事で逆にこれを出してくれない

会社はやめておいた方がいいと思います。






 
③付帯工事費用

家を建てる際に発生する追加の工事費用。

・仮設工事(足場・仮設電気・仮設トイレ)

・外部給排水工事

・設計費用

・確認申請に伴う費用(20254月から印紙代や

省エネ計算費用が値上がり)

※土地の形状や条件、家の大きさによって費用が

変わったり必要になったりするため主に付帯工事

として計上されます。事前に確認しましょう。





 
④オプション工事費用

本体工事には含まれない、追加の工事費用。

外構工事(150万円程度)

・エアコン工事(50万円程度)

・カーテン(10万円程度)

・照明(25万円程度)

※その他にも家の性能を上げる工事、TV

アンテナなどがここに含まれます。

後から決まる場合がほとんどなので、

しっかり予備費確保しておくと安心です。





 
⑤その他諸費用

新居に引っ越す際に必要な費用。

家具・家電の購入費用

・引越し代

・不用品の処分費用

(長く住んだ家ほど処分品が多くなる)

※新居に引越すと新しい家電や家具が欲しくなる

ものです。ここまで費用を考える必要はないかも

しれないですが、この費用もバカにならないので

想定しておくと安心ですね。





 
⑥税金・登記費用

家を建てる際に必要な税金や登記費用です。

・登記費用

・抵当権設定費用(住宅ローンを組む場合)

・土地の測量費(必要な場合)

※合計が100万円を超えることもあるので、

事前に確認しましょう。





 
⑦借入時諸費用

住宅ローンを組む際にかかる費用です。

融資手数料

・保証料

・火災保険料

※借入金額にもよりますが150万~200万円程度

みておくといいと思います。



  



【結論】資金計画をしっかり立てよう!!

家を建てる際は入口価格(坪単価)に惑わされず

出口価格(最終的な総額)で各社を比較する

ことが重要です。

・①⑤⑥⑦はどこで建築してもほぼ変わらない

②③④の費用は、建築会社によって差が出るため、

そこで比較しながら全体の費用を把握しましょう。





 
しっかり家を建てて貰う建築会社さんに

アドバイスをもらいながら進めて

納得した家づくりを実現して下さい。

この情報が皆様の役に立てば幸いです。





 

次回は

2025年新築で使える補助金】

について書きたいと思います。





 
長い文章を最後まで読んで頂きありがとう

ございました。YouTubeでも様々な情報を

配信もしていますのでそちらもご覧ください。



  
手刻みで建てる木組みの家
株式会社能見工務店
    能見太郎